2009年06月18日

第3回 画面に文字を表示してみよう

コンピューターが色々と処理を行ってくれていても最後に結果がわからなければ使いづらいですよね。


環境も整えた所で今回はまず画面に文字を表示する簡単なプログラムを作って行きましょう。


まずはテキストエディタなどを開いて次の様な文書を作りましょう。



class Hello

{

public static void main(String[] args)

{

System.out.println("Helloooooooo");

}

}






" " (ダブルクォーテーション)の中には特殊な記号以外なにを入れてもかまいません。好きな文字列を入れましょう。


public や void など色々と単語が並んでいますがこれらについてはまた後で説明します。とりあえずはこういう形式で文字表示が可能、という事を覚えておきましょう。


あと私のインデントの仕方が変に思われる方もいらっしゃると思いますが、自分は学生時代初めてプログラミングを学んだ時、基本的に対応し合っている括弧の位置を縦に合わせるようにと学んだのですが、周りの方達のやり方を見るとどうもそういう書き方はマイナーなようです。でもJavaの場合余白の付け方はプログラムに影響しませんので自分が綺麗で見やすく感じた風に書くのが良いでしょう。


気をつける点としては、「これはJavaプロフラムです」と認識させる為に、ファイル名はclassの後につけた単語と同じにして、拡張子.javaをファイル名につけましょう。基本この単語、ファイル名の始めは大文字にします。

このエディタで作ったファイルをJavaプログラムとして実行するのですが、簡単なプログラムですのでコマンドプロンプト(Macの場合はターミナル)を開きましょう。




OSやPCによってプロンプトの細かい箇所が異なる事があるためここではCUI(Character User Interface = コマンドプロンプト等のテキストしか無いインターフェース)の詳しい説明はいたしませんが、作ったプログラムが実行できるぐらいの簡単な説明をさせていただきます。




まずは先ほど作ったファイルがある場所へ移動しましょう。





cd 移動先場所





OSやPCによって細かい使用は異なりますが、例えばデスクトップにファイルを保存した場合、cd /home/自ユーザー名/Desktop, または cd /Users/自ユーザー名/Desktopと書きます


これからこのプログラムを実行するのですが、Javaの場合、このソースコードををコンピューターが理解できる「バイトコード」に変換するためまずは「コンパイル」という作業が必要です。





javac Hello.java





Hello.javaの部分には先ほど作ったファイル名が入ります。この javac というコマンドでコンパイルします。

これであたらしくHello.classという新しいファイルが作られるはずです。ここからようやく実行する事ができますまで次のコマンドを打ちましょう。





java Hello





この java というコマンドで Hello というファイルを実行します。





java Hello

Helloooooooo






さきほどのダブルクォーテーションの中に入れた文字が表示されていれば成功です!


あとMacのテキストエディタの場合等、拡張子に.javaとつけられない場合もあります。そんな時は、こちらのターミナルの方から名前を変えましょう。




mv 元のファイル名 変更後ファイル名





これで好きなように名前を変えられるはずです。


次回は、先ほどのようにプログラムを作る上での細かい所を少し説明して行きます。
ラベル:G

2009年06月08日

第2回 開発環境を整えよう

前回の終わりに今回は実際のプログラミングの説明を初めて行くと言いましたが、その前に一つ重要な事がありましたね。

Javaを動かしたり開発するための環境作りです。

Javaを使ってのプログラム開発には、Java開発キット(JDK=Java Development Kit)が必要です。Javaでプログラムを開発するために必要なものと開発されたものを実行するものは厳密に言えば別のものなのですが、このツールには、Javaで作られたプログラムを実行するために必要な環境、Java実行環境(JRE = Java Runtime Environment)も含まれています。

2009年6月現在、こちらのページから無料でダウンロードできます

Java SE ダウンロード(日本語ページ)

http://java.sun.com/javase/ja/6/download.html


同じJDKでも様々な種類が見られますが、これは開発したプログラムが実際に使われる用途であったり、開発に必要なオプションや追加機能によって分けられています。Javaで作ったプログラムを別の場所から持って来て自分のマシンで実行したいだけならJREを個別にダウンロードする事も可能ですが、今回は実際にプログラムも書いて行きたいので、JDKをダウンロードしましょう。

一般的には常に公開されている最新のバージョンを使用するのが良いとされていますが、プログラムの用途、設計、周りの開発環境などにもよりますので迷った時には経験者の方に聞くのが良いでしょう。

利用規約に同意したら、使っているOSに応じてダウンロードを開始して、好きな場所に保存しましょう。


先日Javaで作ったプログラムは、どのOSにも左右される事も無く動かせると説明しましたね。

書かれて世に出されたプログラムはどのOSでも実行する事はできますが(run anywhere)、実際にプログラムを書く(write once)開発環境の実装の手順はお使いのOSによって少々異なる点もあるということです。


ちなみにMacの場合はすでにPC内に開発キット(JDK)や実行環境(JRE)が実装されている場合が多いので、バージョンを確認したい場合や最新のバージョンにアップデートしたい場合などはアップルメニューからのソフトウェア・アップデートから確認すると良いでしょう。定期的に自動で行われるアップデートで最新のバージョンが内蔵されている場合が多いですが、PC内に既にインストールされている環境やほかのアプリケーションによってはうまくいかない場合もあります。Macの場合はApple社が無料で配布していますので例えばMac OS X 10.5 をお使いの方でしたらこちらのページから別にダウンロードすると良いでしょう。

Java for Mac OS X 10.5 Update 2(日本語ページ)

http://www.apple.com/jp/ftp-info/reference/javaformacosx105update2.html


JDKをインストールして開発環境を整えるのはそれほど時間もかからず複雑な作業ではありませんが、区切りが良いので実際のプログラミングは次回からにしましょう。

次回は、画面に文字を表示させたり基本的な文法について説明していきます。
ラベル:G

2009年05月25日

第1回 Javaの誕生と発展

新人が学んで行くJava 第一回

今世界では多くのプログラミング言語が様々な目的や用途に使われています。

数多くあるプログラミング言語の中で、今回私は世界中で幅広く使われている言語の一つ、Javaについて書いていこうと思います。

時には自分の感想も交えながら、筆者が勉強しながら感じたより重要な、もしくは使われる頻度の高いだろうと感じた箇所をできるだけわかりやすく簡潔に説明して行こうと思います。
そのためより専門的な知識をお求めの方やすでにJavaを熟達されている方には物足りなく感じられると思われますが、筆者も勉強中ということもあり、長い目でお読みいただければと思います。

第1回 Javaの誕生と発展

1991年、米国 Sun Microsystems 社は家電製品等を制御するプログラムを開発していました。後に改良を重ね、1995年、Javaとして世界に発表されました。


ウェブブラウザ上で動くアプリケーション、Appletを始め、そのいくつかの特徴からJavaは幅広く普及し始めました。ここではその代表的な特徴をいくつか説明します。


余談ですが、Javaのロゴにはコーヒーの絵が描かれていますね。
Javaという名前自体は開発者の頭文字から取ったですとかコーヒーのブランドから取った等の説がありますが、ロゴのコーヒーは開発者達が近くのコーヒーショップで命名したという所から取られたそうです。



  • Write Once, Run Anywhere

  • 大概のプログラムは指定された環境のみで動くというのが一般的ですが、Javaで作成したプログラムはJavaが動作する環境さえあれば、WindowsでもMacでもOSに依存することなく動きます。
    まさに一度書いてしまえば(Write Once) どこでも動かせる(Run Anywhere)という親切な設計を兼ね備えています。


  • オブジェクト指向プログラミング

  • Javaは個々の機能や役割を持ったオブジェクトに関係を持たせプログラムを動かして行くオブジェクト指向プログラミングに特化した言語です。
    クラスの継承やカプセル化を始め、ガーベジコレクションによる記憶管理や、パッケージによるクラスの分類などサポートされている技術を駆使して、開発、保守性の効率を高める事ができます。

  • ミッションクリティカル

  • プログラムは実数や文字列など様々なデータを扱いますが、各データ型の処理においてJavaは厳密にチェックしますので、強い型付けを行う事ができます。万が一予期せぬエラー等が起きた時も、例外処理を行う事ができます。そのため頑丈なプログラムを作成することができ、セキュリティなどに強いプログラムを作成することが可能です。

  • ネットワーク

  • Appletが注目された当時は、ネットワーク関連のプログラム用の言語だという認識が広まっていたようですが、Javaはどちらかというと、Appletなども作る事ができる万能の言語だという方が正しいようです。
    ただその特徴からセキュリティに強いプログラムを作成する事ができたり、事実ネットワーク関連の機能が多々搭載されているので、現在多くのウェブサービスでJavaは使われています。

  • 多数のライブラリ

  • Javaには作り手の用途に応じて様々なコマンドが用意されていますが、存在するすべてのコマンドを把握して使用するのはとても大変です。
    そこでJavaに用意されているAPIのライブラリ(便利なコマンドの集まり)を使えば、目的に応じて比較的簡単に開発を進める事ができます。


発表されて間もない当時は、環境によってい動作が異なったり、動作が異様に重いなどという事もありましたが、マシンや技術の向上により、現在はそのような点も大幅に改善されつつあります。


次回は、実際のプログラミングの説明を始めて行こうと思います。
ラベル:G
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